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青汁に使われる原料・素材の成分を調査

大麦若葉・ケール・桑の葉・明日葉など…青汁の原料や素材の栄養価を掲載中!それぞれの素材がダイエットに効く理由も調査しています。

青汁の原料・素材の栄養価をリサーチ

青汁の原料に使われることの多い素材大麦若葉ケール明日葉桑の葉の成分や栄養価を調べてまとめました。各素材がなぜダイエットに効くのか…要チェックです!

(1)大麦若葉

大麦若葉文字通り大麦の若葉です。大麦はイネ科の植物で、醤油やミソなどの発酵食品やビール・ウィスキーなどの酒類の原料として多く使われています。

数種類の品種がありますが、青汁の原料として使われているのは六条オオムギという品種の若葉が多いようです。この若葉は、世界でもっとも古くから栽培されていた作物といわれていて、現在でも世界中の国でさまざまな加工食品に利用されています。

大麦は生命力が強く、環境に左右されずにたくましく育ちやすいことが特長ですが、寒冷な気候の中で育つため日本では秋~冬にかけての栽培が主になります。収穫時期は限定されますが、穂が出る直前に含まれる栄養素がとても豊富なので、味が良いといわれています。

大麦を青汁に加工すると、青臭さや苦み・味のクセが少ないことから多くの種類の青汁に用いられてきました。さらに夏野菜と比べて害虫や病原体の心配も少なく、無農薬の有機野菜を育てるのに向いているのだそう。そのため、飲みやすくてバランスのとれた栄養素を持った若葉を育てることができるのです。

栄養価はルテイン、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンE、クロロフィルなどが豊富に含まれています。またイネ科の大麦には食物繊維も多く含まれているので、お通じが良くなりダイエットにも良い影響を与えてくれるようです。

(2)ケール

ケールケールは熱に弱いビタミンなどを多く含む緑黄色野菜で、キャベツの親戚にあたります。

日本人にはなじみの薄い野菜かもしれませんが、アメリカではスーパーなどで手軽に購入できるメジャーな食材。日本へは江戸時代にオランダから持ち込まれたそうですが、その当時はあくまで観賞用として栽培されていたようです。

ケールはそもそも、古代ギリシアでは薬草として用いられていたそうで、その栄養成分の豊富さは古くから重宝されていました。ケールの味はキャベツよりも苦味やアクが強いとされていますが、ヨーロッパではロールキャベツや野菜炒め、揚げ物などの料理にも使われているそうですよ。

日本では気候の条件が良いため、キャベツと同様に育成時期をずらすことで一年中栽培することができますし、ケールの気になる栄養価は、ビタミンAとなるルテイン、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどが豊富。

大きなカップ1杯分程度の量でも34カロリーほどしかなく、1.3グラムの繊維質を含んでいるので、ダイエットに最適な食材なのだそうです。熱に弱いビタミン系の栄養素も多く含んでいるので、青汁という加工にまさに適している食材なのですよ。

(3)桑の葉

桑の葉桑の葉は、古来から蚕に与える餌として長い間栽培されてきました。桑の木は15mを越えるほど大きく成長する植物で、桑の葉はハートの形をしています。

桑を栽培する地域では生薬として根を煎じて飲んだり、葉を油で揚げて食べたりしていましたが、桑の葉の栄養価や桑の葉に眠る効能の可能性が広く注目されるようになったのはここ最近のこと。

桑の葉に含まれる栄養価は、高いビタミン類と抗菌、抗炎症作用が強いフラボノイドを多く含んでいるほか、鉄、カルシウムなどのミネラル、ビタミンB1、カロチン、ポリフェノール、フラボノイドなどのさまざまな栄養素を豊富に保有しているので、理想的な健康補助食品として注目を浴びています。

また、含まれているDNJ(R)という成分は腸の中で酵素の働きをコントロールして、余分な糖の分解を抑制することでメタボリックシンドロームの予防に効果があることも注目されています。その効力の研究では、糖尿病になるはずのラットに桑の葉を与えたところ、なんと糖尿病にならずに済んだそうです。

最近では研究が進むにつれて、生活習慣病の改善や整腸作用、消炎作用や癌の抑制まで効能があると分かってきているとのこと。GABAという成分も含まれているので、高血圧抑制やリラックス効果も期待できるそう。

さらに、桑の葉はノンカフェインの植物なので妊娠中や小さいお子さんも安心して摂取することができることも利点です。ダイエット効果に糖尿病予防や高血圧予防、リラックス効果など桑の葉は今、一押しの青汁の原材料なのです。

(4)明日葉

明日葉明日葉は伊豆諸島におもに自生しているセリ科の植物。特徴といえばなんと言ってもその生命力。生命力が非常に強いため、今日摘んでも明日にはまた新しい芽が出ているということが明日葉という名前の由来なのだそうです。

青汁の原料として使われている明日葉のほとんどが気候が比較的暖かい伊豆諸島でつくられていて、寒い冬でも青々とした緑色の葉をつけます。ただ、寒さ自体にはやや弱い傾向にあるようです。

明日葉の味は、少々苦みがありますが、伊豆諸島の現地では天ぷらや炒め物やおひたしなどの料理にして食べられています。明日葉の栄養価は、ビタミンKやカリウムなどミネラルも非常に多く含んでいて、全体的に非常に高くバランスのよい栄養価を含んでいます。

同量のケールと比較してみても、多くの栄養素で優位なのが明日葉なのです。明日葉の栄養価は中国でも古くから評価され、薬草として使用されてきたそうです。

明日葉の茎や根には黄色い粘り気のある液体が含まれており、その汁にはカルコンという成分も多く含まれています。カルコンには抗菌作用、抗腫瘍、抗炎症のほか、抗癌作用もあるといわれています。このほか、セリ科の代表的な成分クマリンも多く含まれていて、強い抗菌作用や血栓防止作用が評価され心臓の薬にも使われています。

明日葉には強力な抗酸化作用で、体内の老廃物を根こそぎお掃除したり、水分代謝を良くしてセルライトを解消したり、むくみ解消や排泄促進効果があるのでダイエットに効果的なのだそうですよ。

ユーグレナ

聞き慣れない名前だと思いますが、ユーグレナとはミドリムシのことです。このユーグレナのダイエット効果が近年とても注目されています。ユーグレナ自体は微生物なので、1匹1匹はとても小さいためその栄養分についてあまり調べる人もいなかったのです。

しかし、調べてみたところ59種も栄養素が含まれていました。しかも植物(藻)でありながら細胞壁がないので栄養の吸収効率が非常に高く、93%もの消化吸収率を誇ります。こうして一躍スーパーフードの仲間入りを果たしたわけです。

ダイエットに対する効果は、ユーグレナだけがもつ「パラミロン」という成分が働きます。このパラミロンは、血液中の脂肪や毒素を吸着させて体外へ排出します。さらにユーグレナにはアディポネクチンというホルモンを増加させる働きもあるため、基礎代謝を高めることも期待できます。